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2018.09.03

ARTS PROJECT SCHOOL@ATAMI 説明会
特別トークイベント
市来広一郎×中村政人
地域で「つくる」を「つづける」
Atami Art Fair 2020に向けた「アート×事業」の可能性

2018年11月23-24-25日の日程で開催されるARTS PROJECT SCHOOL@ATAMI説明会として、NPO法人atamista代表市来広一郎氏とスクールディレクター中村政人のトークイベントを開催します。

今回は「地域で『つくる』を『つづける』ATAMI ART FAIR 2020に向けた『アート×事業』の可能性」と題し、ローカルビジネス・アートプロジェクトなどの企画を地域で生み出し、地域のコミュニティの中で、その事業を継続させている2人の事例と活動を通じて見える課題をお話いただきます。

熱海でなぜ「アートフェア」なのか。
そのステージに必要な人材とは。
そしてスクールの意義とは。

アーツプロジェクトスクール@熱海にご関心のある方、アートプロジェクトの企画運営に興味のある方、地方での起業に関心のある方など、「地域起業 × 文化事業」という切り口で、多くの方のご関心の高い企画となっております。沢山のご来場をお待ちしております。

※参加はイベントページの参加表明とは別に、下記のフォームからの申し込みが必要になります。
https://goo.gl/forms/x2KyupMAMLCpfRgx2
 

【イベント概要】

 

市来広一郎×中村政人 地域で「つくる」を「つづける」
Atami Art Fair 2020に向けた「アート×事業」の可能性

 
日 時:2018年9月9日(日)18:00 – 19:30
会 場:アカオハーブ&ローズガーデン COEDA HOUSE(コエダハウス)静岡県熱海市上多賀1027-8
参加費:無料(ワンドリンク制)
※イベント後、同会場で1時間ほどの懇親会を、参加費1,000円にて開催いたします。
主 催:NPO法人atamista
共 催 : 混流温泉株式会社、一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN、静岡県文化プログラム推進委員会

【アーツプロジェクトスクール@熱海とは?】

 
風光明媚な自然環境、都会からも近いリゾートという立地、近年ではV字回復をみせる観光地としても注目されながら、その一方で非常に高い高齢化率(44.7%※1)に、別荘も含めた空き家問題(空き家率50.7%※2)…熱海はすでに2050年の日本の姿と言われるほどの課題先進地域です。
ただ、逆にそれらをチャンスと捉え、より豊かな暮らしを創りあげる仲間が熱海では増えています。
この熱海で、2020年に「アートフェア」(※)を行うことを目指し、この度、実践重視のスクーリングプログラム「アーツプロジェクトスクール@熱海」を開講します。
アーツプロジェクトスクールは東京の3331 Arts Chiyodaを本校とする、アーツプロジェクトをつくる人をつくるためのスクールです。アーツプロジェクトに必要な5つの力「美感力(気づく力)」「人間力(ビジョンを描く力)」「しくみ力(計画する力)」「環境力(つながりを生む力)」「自律力(運営する力)」を身につける実践を重視したカリキュラムを提供します。
アーツプロジェクトスクール@熱海では、アーツ プロジェクトスクールのノウハウとオンライン座学などのコンテンツを活用しながら、熱海で培われたリノベーションスクールや99℃などの合宿形式のスクールプログラムのノウハウを活用し、豪華な講師陣とともに3日間の短期集中型の企画立案演習を行います。
ATAMI ART FAIR 2020の運営にチャレンジしたい方はもちろん、熱海そして静岡県をアートやクリエイティブの力で盛り上げたい方、まちづくりを違った角度から捉え直したい方など、沢山の方のご応募をお待ちしております。 

※1 出典:平成27年国勢調査より 
※2 出典:平成25年度住宅・土地統計調査結果(総務省統計局)を基に集計

 

  

■応募要項はこちら(熱海校のタブをご参照ください。)

  

【登壇者略歴】

市来広一郎 (NPO法人atamista代表理事/株式会社machimori代表取締役)
1979年静岡県熱海生まれ、熱海育ち。東京都立大学大学院理学研究科(物理学)修了後、アジア・ヨーロッパを3カ月、一人で放浪。その後、IBMビジネスコンサルティングサービス(現日本IBM)に勤務。2007年に熱海にUターンし、ゼロから地域づくりに取り組み始める。
遊休農地の再生のための活動、「チーム里庭」、地域資源を活用した体験交流ツアーを集めた、「熱海温泉玉手箱(オンたま)」を熱海市観光協会、熱海市などと協働で開始、プロデュース。
2011年、衰退した熱海の中心市街地をリノベーションする民間まちづくり会社、株式会社machimoriを設立。いずれも空き店舗を再生し、カフェ「CAFE RoCA」を、宿泊施設「guest house MARUYA」、コワーキングスペース「naedoco」をオープンし運営している。
http://atamista.com/
http://machimori.jp/

 
中村政人(アーティスト/東京藝術大学教授/3331 Arts Chiyoda統括ディレクター)

1963年秋田県大館市生まれ。アートを介してコミュニティと産業を繋げ、文化や社会を更新する都市創造のしくみをつくる社会派アーティスト。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本代表。平成22年度芸術選奨受賞。
1997年よりアート活動集団「コマンドN」を主宰。秋田県大館市等で地域再生型アートプロジェクトを多数展開。
プロジェクトスペース「KANDADA」(2005-09) を経て、2010年より民設民営のアートセンター「アーツ千代田 3331」(東京・千代田区)を立ち上げる。
2011年より震災復興支援「わわプロジェクト」、2012 年より東京・神田にて「TRANS ARTS TOKYO」を始動。
2015年、個展「明るい絶望」開催。2016 年よりプロジェクトリーダーを育成する「プロジェクトスクール@3331(現・ARTS PROJECT SCHOOL)」を開校。著書に「美術と教育」「新しいページを開け!」等。現在、「東京ビエンナーレ2020」を準備中。2018年日本建築学会文化賞受賞。

※参加はイベントページの参加表明とは別に、下記のフォームからの申し込みが必要になります。
https://goo.gl/forms/x2KyupMAMLCpfRgx2